税理士をかたる振り込め詐欺

税理士というのは、きびしい国家試験を合格して、国家資格としての称号を得た税金問題のプロですが、こうした社会的な信用を逆手にとり、税理士を名乗って詐欺行為を働くような事例も全国的に増えていますので、注意しなければなりません。現在、身寄りのない高齢者などが最も無注意すべき詐欺の形態として、いわゆる振り込め詐欺のようなものがあります。親族を名乗る人からお金に困っているといった、せっぱつまった電話があり、その内容を信じて、つい銀行のATMに相手からいわれたままの大金を振り込んでしまうというものです。あとで親族に電話をかけたところ、お金を無心した事実はなく、他人による詐欺であることがわかるという場合が大半です。

税理士をかたる詐欺というのも、この振り込め詐欺の亜種のようなものと考えられます。具体的な手口としては、すでに納めた税金のなかに納め過ぎの部分があったため、税務署からの還付手続きを受けるようにといった内容の、税理士をよそおった電子メールや電話が届くというものです。もしこのような詐欺にひっかかってしまった場合は、還付の方法を教えるからと電話で犯人に指示されて、銀行のATMで余計な操作をしてしまい、還付金を受け取るつもりが、実は預金口座から多額の現金を犯人の口座に振り込む操作をさせられていたということになってしまいます。日本税理士会連合会では、会員登録されたすべての有資格者の名前が検索できる情報検索サイトをもっていますので、不審な場合にはまずは名前を検索してみるのが一番です。

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